クライスラーグループ、全世界でジープ92万台をリコール

自動車 テクノロジー 安全
ジープ グランドチェロキーの2002-2004年モデル
ジープ グランドチェロキーの2002-2004年モデル 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループのSUVブランド、ジープ。同ブランドが全世界で、合計92万台ものリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは11月8日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が公表したもの。ジープ『リバティ』(日本名:『チェロキー』)と『グランドチェロキー』に関して、エアバッグの不具合によるリコールを届け出たのだ。

NHTSAによると、今回のリコールはエアバッグのコントロールモジュールの不具合が原因。万一の事故の際、フロントエアバッグやサイドエアバッグが作動しない恐れがあるという。

対象となるのは、2002-2003年モデルのチェロキー、2002-2004年モデルのグランドチェロキー。米国では74万4822台が対象だが、全世界を含めると91万9000台がリコールに該当する。

クライスラーグループは米国では、交換部品が用意できる2013年1月から、リコール作業に着手するとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  3. ジェイソン・ステイサムが『トランスポーター』つながりで魅力をアピール!? VWが新型カーゴバンをメキシコで発表
  4. 軽キャンピングカー最大級の空間、ダイハツ『アトレー』ベースで363万9000円から
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る