10月の86 と BRZの米国販売…やや下降ぎみ

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トヨタ86の北米仕様、サイオンFR-S
トヨタ86の北米仕様、サイオンFR-S 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車とスバル(富士重工)の新型FRスポーツカー、『86』と『BRZ』。米国市場に5月下旬、投入された両車について、10月の販売結果が出揃った。

これは、両社の米国法人が明らかにしたもの。86は、米国ではサイオン『FR-S』として、5月に納車がスタート。一方、BRZも5月から、米国でのデリバリーが始まっている。

まずはBRZだが、10月販売台数は402台。6月は818台、7月は498台、8月は623台、9月は508台だったから、BRZの米国セールスは上昇と下降を繰り返す。2012年5‐10月累計では、3120台を販売した。

ちなみに、同じ日本車のスポーツカーとして、競合するマツダ『MX-5ミアータ』(日本名:『ロードスター』)は10月、前年同月比30.2%増の461台を売り上げる。

スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール副社長兼COOは、「スバルは2012年、米国で販売新記録を達成した」と話す。全体に占めるBRZの販売ボリュームは少ないが、スバルのイメージを引き上げる効果をBRZが果たしたのは間違いない。

一方、サイオンFR-Sの10月実績は、1107台。6月の2684台、7月の1649台、8月の1913台、9月の1133台には届かなかったものの、10月末にラスベガスで開幕したSEMAショー12では、カスタマイズカーが大きな注目を集めている。2012年5‐10月累計では、8572台を販売した。

《森脇稔》

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