住友3M、蛍光色採用の車両マーキング用再帰反射材を発売 …視認性向上
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再帰反射材は、光源に向けて光を反射する特性を持ち、これを利用した車両マーキングは、夜間や薄暮時などにおいて、車両が見えにくいことによる衝突事故のリスク低減に効果的なことから、車両の側面および後面のマーキングを規定した国連規則UN R104が1998年1月に発効。欧州各国では、これに準拠する再帰反射材を用いることが法律で求められている。
また、国内でも国連規則UN R104の認証を得た再帰反射材の装着方法が保安基準において定められるなど、多くの大型車両を運用する運送事業者を中心に浸透しつつある。3Mでは、国連規則UN R104準拠品として、白、黄、赤の再帰反射材を販売してきた。
新製品は、国内では初めて蛍光色で国連規則UN R104認証を得た再帰反射材。色鮮やかに発色する蛍光黄色を採用することで、夜明けや薄暮時、曇天の日中、降雪時や霧が発生している中でも高い視認性を得られ、車両の安全に寄与する。
サイズは55mm×45.7mで、価格は5万4243円。
《纐纈敏也@DAYS》