日本精工、高信頼性クラッチプーリユニットを発表…エンジンダウンサイジングに対応

自動車 ビジネス 企業動向
日本精工、高信頼性のクラッチプーリユニット
日本精工、高信頼性のクラッチプーリユニット 全 4 枚 拡大写真

日本精工は、クラッチ機能を向上した「高信頼性クラッチプーリユニット」を開発したと発表した。

【画像全4枚】

エンジンのダウンサイジング化が進む中で、ガソリンエンジンの回転変動も増大し、部品の電動化に伴ってオルタネータも大型化している。このため、過酷な使用条件でも高い信頼性を持つクラッチプーリが求められている。

同社は従来から内部設計の最適化に加え、新開発のグリースを採用することで、クラッチ機能を向上させたクラッチプーリユニットを開発した。

低温時、グリースのトラクション性能の向上により、マイナス40度の環境下でもクラッチ係合機能を維持する。また、内部設計の最適化により、係合の際の発熱を最小化、クラッチ機能損失までの耐久性を、従来に比べ約3倍に向上した。

新製品を自動車向けクラッチプーリ市場で拡販を図り、売上として2016年にグローバルで年間24億円を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る