パナソニックは11月14日早朝、同社のHIT太陽電池パネルとリチウムイオン電池で発電・蓄電した電力だけを使い、オーストラリア北部の皆既日食の様子を世界中にUSTREAMライブ中継することに成功した。
中継拠点は、ケアンズの北西60kmに位置するポートダグラスの海岸と、ケアンズから30km離れたフィッツロイ島の2か所。当日は雲の合間から太陽が顔を見せ、約2分間の皆既日食を天体望遠鏡に装着されたデジタルムービーカメラが捉えた。
USTREAMで世界中に放映されたライブ中継動画は、ソーシャルメディアによって伝播、拡散し、2拠点合わせて80万人を超える人々が皆既日食の瞬間を共有した。
同社が太陽光発電の電力のみで日食のライブ中継を行うのは、今年5月に富士山から行った金環日食の中継に続き2度目。