コスモ石油、ヒュンダイオイルと合弁で新たなパラキシレン製造設備が完成

自動車 ビジネス 企業動向
コスモ石油とヒュンダイオイルの合弁会社、新しいパラキシレン製造設備が完成
コスモ石油とヒュンダイオイルの合弁会社、新しいパラキシレン製造設備が完成 全 2 枚 拡大写真
コスモ石油は、ヒュンダイオイルバンクとの合弁会社が新しいパラキシレン製造装置を完成したと発表した。2013年1月から商業運転を開始する予定で、石油化学事業を強化する。

コスモ石油は、石油化学事業を成長戦略と位置付け、2009年11月にヒュンダイオイルとパラキシレン事業に関する合弁会社ヒュンダイ・コスモ・ペトロケミカル(HCP)を設立し、パラキシレン年間38万t規模で製造・販売事業を展開してきた。更に事業ポートフォリオの拡充を目指し、2011年7月からヒュンダイオイルの大山製油所に新規パラキシレン製造装置の建設に着手した。装置の能力はパラキシレンが年間80万t、ベンゼンが年間12万t。

今回、当初の計画より約5か月も早い11月に設備が完成した。今後、試運転を経て商業運転に移行し、パラキシレン事業として年産118万tの製造・販売体制を構築する。

新設したパラキシレン製造装置への原料供給は、コスモ石油の四日市製油所にあるミックスキシレン蒸留装置を中心に、同社グループから安定的に供給を行う。これによって、ガソリン留分の需給改善を図るとともに、原油からパラキシレンまでの精製・石化一貫操業体制による収益拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
  5. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る