イタリアの自動車大手、フィアットは11月19日、フィアット『500』の累計生産台数が100万台に到達したと発表した。
フィアット500の生産は2007年、ポーランド工場で開始。その後、2011年にはメキシコ工場での生産も始まった。フィアット500の発売は、2007年7月。累計生産台数100万台は、約5年で達成した記録だ。
現在、フィアット500は欧州をはじめ、ブラジル、南アフリカ、日本、米国、中東など、世界100以上の国で販売。車種ラインナップに関しては、ハッチバックだけでなく、キャンバストップの『500C』、高性能な「アバルト」など、拡大している。
記念すべき累計生産100万台目のフィアット500は、11月19日にポーランド工場からラインオフ。「ラウンジ」グレードで、三層コートの上品なファンクホワイトのボディカラーをまとい、1.2リットルエンジンを搭載していた。
フィアットは、「フィアット500はイタリアの発明品。どこにでも行けて、楽しい時を過ごしたいと思う人を満足させる車」と説明している。