【ダカール13】いすゞ、D-MAX で参戦…戦闘力アップ
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いすゞは2013年のダカールに、小型ピックアップトラックの『D-MAX』でエントリー。ただし、市販車に対して、大きく戦闘力を引き上げている。
ベース車両には、D-MAXの4×4ダブルキャブを選択。市販車にも積まれる3.0リットル直列4気筒コモンレールターボディーゼルエンジンは、専用チューンでパワフルになっており、最大出力242ps/4800rpmを発生する。最大トルクは60kgmという強力さだ。
駆動方式は4WD、トランスミッションは5速シーケンシャル。車両重量は2300kgあるが、いすゞによると、D-MAXのダカール仕様は、オフロード上でも0‐100km/h加速7秒、最高速190km/hの性能をマークするという。
もちろん、サスペンションなどの足回りは、ダカール向けの専用セッティング。D-MAXは、市販車改造部門のT2クラスから出走する。いすゞは8000kmの過酷なダカールラリーの舞台で、D-MAXの優れた耐久性能をアピールする方針だ。
《森脇稔》