【広州モーターショー12】開幕、日中関係緊張の影響は…

自動車 ニューモデル モーターショー
広州モーターショー12会場のようす
広州モーターショー12会場のようす 全 30 枚 拡大写真

11月22日、中国・広州で広州モーターショー12が開幕した。22日のプレスデーを皮切りに中国3大都市の一角を担う広州で各社が存在をアピールする。

トヨタは中国初出展の新型『VENZA/威颯(ヴェンザ)』をはじめ、コンセプトカー『雲動双擎(ユンドンショワンチン)』スモールクラス・グローバル戦略車のコンセプトモデル『TOYOTA Dear〜亲(チン)〜』のセダンとハッチバック、『86』、さらには福祉車両へのアプローチも行なう。全方位戦略が垣間みられた。

ホンダは、『インサイト』『フィット ハイブリッド』を発表。今後もHVのラインアップを拡大していくことを強調した。また、2014年の中国におけるHV生産に向けて、準備を開始したことも明らかにした。

地元、広州汽車集団は北京モーターショー12でも公開した「Trumpchi」ブランドのSUV『GS5』をメインに据えた。

日中関係の緊張が続くなか、東風ホンダの水野泰秀総経理は「広州を含めた中国の南の地域では、政治と経済はそれぞれ割り切って考えられていると感じます。大人の対応とも言えるでしょう。政治の中枢がある北京とは少し感覚が異なると思います」と話した。

こうした背景からも広州における日系メーカーの中国市場に対する期待は褪せることなく、各社とも拡販に向けた懸命な姿勢がにじみ出る出展となった。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る