【F1 ブラジルGP】偉大なる敗者シューマッハのラストレース
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2006年の終わりに一度引退したシューマッハは、2010年にメルセデスAMGからF1に復帰し、とうとうそのシートもルイス・ハミルトンに譲ることとなった。
そんなブラジル・インテルラゴスを自身のキャリア最後の地にふさわしいと語るシューマッハは、2006年にフェラーリを去ったときよりも楽しみながらスポーツに別れを告げたいと願っている。
「F1に対する熱意に溢れるインテルラゴスなら、僕のキャリアを終える場にふさわしいよ。ブラジルのファンには常に勇気付けられて来たし、素晴らしいレースを何度もやってきた偉大なサーキットだからだ。アイルトン(セナ)のことを思い出させる場所でもあるし…ね」
「情緒的な部分では、2006年の引退時よりも落ち着いて迎えられると思う。あの時は最後まで、何もかもがピリピリしていた。今回は自分自身の引退というセレモニーに心を配る余裕があるし、案外楽しみながら参戦できるのではないかと思っている」
《編集部》