日立、英国の原子力発電事業開発会社の買収を完了

自動車 ビジネス 企業動向

日立製作所は26日、今年10月30日に発表した英国の原子力発電事業開発会社であるホライズン社の買収について、ホライズン社の株主であるE.ON、RWE両社のイギリス法人との間で買収手続きが完了したと発表した。

これにより同社は、英国のアングルジー島ウィルファおよびサウスグロスターシャー州オールドベリーにある2か所の用地を所有することになり、ホライズン社はそれぞれの施設に1300MW級の原子力発電所を今後2~3基ずつ建設する予定。

今後、同社は改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)技術の認可を受けるため、英国原子力規制庁との協議に入る。ABWR技術は、世界で唯一運転されている先進核技術(第三世代)で、米国をはじめ数カ国で既に使用認可が下りており、日本では現在までに4基のABWRが計画通り建設されている。

また、同プロジェクトにおける最初の取り組みとして、2013年早々に、原子力発電の建設に向けて英国関連業者とのサプライチェーン会議を開催する予定。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る