オリックスと九電工、空港跡地にメガソーラー発電所を設置…全国初

自動車 ビジネス 企業動向
枕崎メガソーラー発電所(完成イメージ)
枕崎メガソーラー発電所(完成イメージ) 全 2 枚 拡大写真

オリックスと九電工は、戦略パートナーとして、九州地区で大規模太陽光発電の共同事業を開始すると発表した。

第一号案件として、枕崎空港(鹿児島県枕崎市)の跡地に、最大出力8,557kW規模のメガソーラー発電所を設置する。運転開始は2014年3月の予定。なお、空港跡地を活用したメガソーラー発電事業は、本件が全国初の取り組みとなる。

枕崎空港は、1991年1月に開港した日本初のコミューター空港。枕崎市は、空港の管理・運営におけるこれまでの歳出超過累積額や、今後の財政および市民への負担を考慮し、2012年度末で空港を廃止して跡地をメガソーラー事業者に貸し出すことを決定している。

今回、オリックスと九電工は、事業者として選定され、今後メガソーラー発電所を共同で開発。また、地域への貢献策として、空港ターミナルビルを活用した発電所の見学スペースや太陽光発電の仕組みを学べる環境学習施設、天文観測所の設置などを計画している。

オリックスと九電工は、2011年11月、九州地区での両社の一層の事業拡大を目的に、戦略的パートナーとして協業を推進することで合意するとともに、2012年1月に九電工の100%出資子会社だったキューコーリース株式の90%をオリックスが取得し、共同事業を開始した。

これにより、相互の営業基盤や、オリックスが持つ金融サービスノウハウと九電工が有する技術力などの融合を図り、特に環境エネルギー関連事業において強固なパートナーシップ関係を構築。メガソーラー事業においても、共同で事業を推進することで九州全域での事業拡大を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. フジロック2025にSUV『ディフェンダー』がブース開設、高性能版「OCTA」も展示へ
  5. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る