【NICTオープンハウス】地上デジタル放送の空きチャンネルを使った無線LAN

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地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANの実験を行っている。
地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANの実験を行っている。 全 6 枚 拡大写真

インターネットの接続を「可能なかぎり速く、そして安定した状態で」と願う人は多いが、情報通信研究機構(NICT)は地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANのアクセスポイントを研究している。

これは無線LAN(WiFi)で使用している2.4GHz帯に加え、「ホワイトスペース」と呼ばれる「地上デジタル放送で使用していない周波数」を用い、無線通信を安定化させる技術だ。

2.4GHz帯は他の通信であるとか、電子レンジなどの影響で通信速度が低下したり、リンクが切れることもあるが、地上デジタル放送の電波はテレビ放送以外に使用していないので、そうしたことはない。

空きチャンネルを使うことが前提となるが、これは地域によって異なるために、地域に応じて使用するチャンネルの設定が必要になる。一般的な無線LANと同様の帯域を得るためには4チャンネル程度が必要だが、チャンネルは連続していなくても問題ないという。

《石田真一》

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