【NICTオープンハウス】地上デジタル放送の空きチャンネルを使った無線LAN

自動車 テクノロジー ネット
地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANの実験を行っている。
地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANの実験を行っている。 全 6 枚 拡大写真

インターネットの接続を「可能なかぎり速く、そして安定した状態で」と願う人は多いが、情報通信研究機構(NICT)は地上デジタル放送の空きチャンネル(ホワイトスペース)を使った無線LANのアクセスポイントを研究している。

【画像全6枚】

これは無線LAN(WiFi)で使用している2.4GHz帯に加え、「ホワイトスペース」と呼ばれる「地上デジタル放送で使用していない周波数」を用い、無線通信を安定化させる技術だ。

2.4GHz帯は他の通信であるとか、電子レンジなどの影響で通信速度が低下したり、リンクが切れることもあるが、地上デジタル放送の電波はテレビ放送以外に使用していないので、そうしたことはない。

空きチャンネルを使うことが前提となるが、これは地域によって異なるために、地域に応じて使用するチャンネルの設定が必要になる。一般的な無線LANと同様の帯域を得るためには4チャンネル程度が必要だが、チャンネルは連続していなくても問題ないという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  3. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る