懐かしのミャンマーを行く(4)中華街に寿司屋発見

エマージング・マーケット 東南アジア
懐かしのミャンマーを行く (4) ヤンゴンの中華街に寿司屋
懐かしのミャンマーを行く (4) ヤンゴンの中華街に寿司屋 全 3 枚 拡大写真

(3)中華街で

まだ時間が早いと言うので、中華街へ行って見る。昔桶を買いに行った記憶があるのだが、行って見ても全く印象が無い。正直この辺はまだ薄暗く、昔の名残が十分にある。中国人観光客も多く、普通話も飛び交う。

屋台では相変わらずイナゴの唐揚げのような虫を売っている。食べてみたいという気持ちはないが、懐かしさはある。しかし中にはこぎれいなパン屋やドーナツ屋があったりして、ちょっと違うな、と思う所も多い。

「友寿司」と書かれた寿司屋があった。TTMはオーナーと知り合いとかで、オーナーが出て来た。東京の寿司屋で12年働いたミャンマー人だった。流暢な日本語を話す。最初は回転寿司屋、最後は渋谷のびっくり寿司で働いていたそうだ。びっくり寿司と言えばつい2-3週間前に、恵比寿の店に行ったばかり。驚く。

ミャンマーの商売のチャンスが巡って来た、東京でためたお金と寿司職人の技術を持ってヤンゴンに戻った。ヤンゴンのお金持ちの間では健康ブーム。寿司は健康に良いと認識されており、客も増えているという。メニューを見ると、寿司以外にも天ぷらやとんかつなどもある。健康かどうか別にしても、ヤンゴンの食生活は大いに変化している。

TTMによれば、ヤンゴンは現在寿司ブーム。既にこの手の店は20軒を超えていると言う。日本人が行く店は限られており、基本はミャンマー人がお客。彼らの所得はそんなにアップしたのだろうか。

懐かしのミャンマーを行く (4) ヤンゴンの中華街に寿司屋

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  6. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  7. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  8. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  9. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  10. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る