目標飛行距離120km、人力飛行機の世界記録に挑戦…ヤマハ有志チーム

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目標飛行距離120km、人力飛行機の世界記録に挑戦…ヤマハ有志チーム
目標飛行距離120km、人力飛行機の世界記録に挑戦…ヤマハ有志チーム 全 24 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の社員が結成した人力飛行機サークル「チーム・エアロセプシー」が、2013年に人力飛行機の世界記録へ挑戦する。その練習風景が12月2日、報道陣に公開されチームは世界記録挑戦への感触を確かめた。

全長35mの翼を持つ人力飛行機が離陸

同チームが挑戦するのは、現在、国際航空連盟が認定する人力飛行機による直線飛行距離の世界記録115.11kmを超えることで、目標到達距離は120km。

世界記録挑戦のためにチームが制作した機体は、全長35.6mにもなる大型の主翼を備える。機体の主要部分には、カーボンファイバーを採用するなど、機体重量は37kgと軽量に仕上げた。

目標となる120km到達にかかる飛行時間は、約4時間30分となり脚力と持久力が求められるため、フライトを担当するパイロットには、マウンテンバイク競技のプロライダー山本和弘選手を起用。山本選手は既に目標達成に必要な負荷をかけたベンチテストをクリアしたという。

今回の練習飛行は、埼玉県にあるホンダエアポートの滑走路において行なわれ、山本選手が人力飛行機の操作感覚を確認。軽量に仕上げられた人力飛行機は、風速2mを超えるような状況では飛ばすことが出来ず、練習日当日も風が穏やかになる一瞬を見て離陸に挑戦、横風を受けて機体は流されたものの見事に離陸、高度を一定に保つことにも成功した。

山本選手「2年ぶりのフライトでしたが、自分で機体をコントロールしているという感覚が戻ってきました。今日は横風があって条件が悪かったのですが、無事に飛べたという自信を掴めましたし、新しい機体も負荷が少なく飛べるので、世界記録への手応えを感じています」とコメント。

チームの鈴木正人代表は「今日の山本選手はブランクがあったのによかった。既に機体の開発も終っていて、山本選手のトレーニングも済んでいる。あとは気象条件さえ揃えば、ある程度の記録は間違えなく出せる」と自信を示した。

世界記録へ挑戦する本番では、静岡県静岡市にある富士川滑空場をスタートして、駿河湾を御前崎方面へと南下、4時間以上飛行したのち海水への着水を予定。今後チームは最終調整ののち、2013年に世界記録に挑戦する。

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