スバル、LAオートショーのデザインチャレンジで優勝…未来のパトロールカー

自動車 ビジネス 企業動向
デザインチャレンジで優勝した、スバル・シャーク
デザインチャレンジで優勝した、スバル・シャーク 全 3 枚 拡大写真

11月29日に開催された「第9回LAオートショーデザインチャレンジ」において、富士重工業が出品した「シャーク」が優勝した。デザインチャレンジは毎年LAオートショーのプレスデーに開催され、今年で9回目を数える。

デザインチャレンジは毎年新しいテーマを選び、大手自動車会社のデザインスタジオより作品が提案され、各社が能力を示し、互いに競い合いながら自動車デザインの新しいアイデアを開拓する機会として実施されている。

今年のデザインチャレンジのテーマは「2025年のハイウェイパトロール車両」。将来大きく変化する都市環境におけるニーズを支援する警察車両をコンセプトに、世界の自動車会社のデザインスタジオより6作品がノミネート。今回スバルは、ハワイの島々を結ぶ新しい「パラダイスハイウェイ」を想定した「シャーク」を提案。24時間のハイウェイ監視や、保護、迅速な緊急対応に対処する革新的で安価、かつ環境にも配慮したパトロール車両をデザインした。

今回シャークは、躍動感と説得力のあるストーリーの中で、機能性と問題解決のための技術を組み合わせることにより、デザインチャレンジのテーマで表現すべきビジョンを的確に捉えていることが評価された。また、シャークのデザインは、富士重工業デザイン部を中心とした、米国、欧州にあるスバルのデザインチームとの協業による成果であり、スバルのグローバルデザインチームの成果としても評価された。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る