11月のクライスラー米国新車販売、2007年以来の記録更新

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米国自動車大手、クライスラーグループは12月3日、11月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は12万2565台で、11月としては2007年以来の新記録。前年同月比は14%増で、32か月連続で前年実績を上回った。

11月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比1%増の1万8766台、「ダッジ」が32%増の4万0075台、「ラム」が23%増の2万5074台。一方、「ジープ」は3%減の3万5047台と、2か月連続で前年実績を割り込んだ。

クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』が、前年同月比3%増の6636台と2か月連続で増加。『300』も17%増の4759台と引き続き好調だ。『200』は9%減の7371台と、2か月連続の前年割れ。

ジープブランドでは、『グランドチェロキー』が前年同月比1%増の1万3619台と堅調。『ラングラー』も1万0337台を売り上げ、前年同月比は12%増と好調が持続する。しかし、『リバティ』(日本名:『チェロキー』)は、19%減の4202台と引き続き落ち込む。

ダッジブランドでは、ミニバンの『キャラバン』が前年同月比42%増の8578台と牽引。『アベンジャー』も26%増の7132台と好調だ。新型小型セダンの『ダート』は、4489台と好調な立ち上がり。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、23%増の2万5074台を販売している。

クライスラーグループの2012年1‐11月米国新車販売は、前年同期比22%増の149万9420台。ダッジブランドのレイ・ビッグランド社長兼CEOは、「32か月連続の前年実績超え。2012年の販売新記録は間違いない」と語っている。

《森脇稔》

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