GSユアサと三菱商事は、チリ・コクラン石炭火力発電所向けに、最大出力20MWの運転予備用リチウムイオン電池約6.3MWhを納入すると発表した。
リチウムイオン蓄電システムは、同発電所の蓄電システム一式を請け負う米パーカー社より三菱商事が受注し、さらに三菱商事から機器製作をGSユアサが受注した。リチウムイオン電池は、GSユアサ及び三菱商事の出資先であるリチウムエナジージャパンが製造、パーカー社Grid Tie Divisionがトータルリチウムイオン蓄電システムを構築。最終的に40ftコンテナ10本に組み込まれた形で、発電所の隣接地に設置されることとなる。
なお、今回の案件は、海外における商業ベースで最大級の蓄電システムに日本製のリチウムイオン電池が採用された初めてのケースとなる。