日本郵船、タイオイル向け原油輸送を開始

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日本郵船、TATEYAMA
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日本郵船は、タイオイル・パブリック向けに大型原油タンカー(VLCC)「TATEYAMA」(載貨重量約30万トン)での原油輸送を開始したと発表した。

TATEYAMAは最低3年間、主としてアラビア湾とタイ間を往復航海し、タイのエネルギー輸送に従事する。

日本郵船とタイ石油精製企業であるタイオイルは、タイオイルにとっては初となるVLCC「TENYO」(載貨重量約28万トン)の長期定期傭船を、両社の合弁会社を通じて2011年3月から開始しており、今回はこれに続く第2弾となる。

今回のTATEYAMA投入は、日本郵船の高度な船舶管理能力や、シンガポールでの船員トレーニングセンター、マニラにある商船大学などの運営を通じた優秀な船員育成力がタイオイルグループから評価されたことで実現した。

タイオイルグループに加え、今後、同国内大手タンカー会社とも連携する予定。

日本郵船は今後も中期経営計画「More Than Shipping 2013」の戦略を進め、拡大するアジアの輸送需要を積極的に取り込んでいく方針。

《レスポンス編集部》

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