ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ダウンサイジングの新パワートレインを搭載するなど駆動系を刷新したジャガー『XJ』およ『XF』の2013年モデルについて、日本市場における仕様と価格を発表した。
両モデルでは、2013年モデルから新たに2.0リッター直列4気筒ターボエンジンと3.0リッターV6スーパーチャージャーエンジンをラインアップ。高い動力性能と経済性の両立を実現している。
2.0リッター直列4気筒ターボエンジンは、軽量オールアルミニウム製で、高効率でスムーズ、かつ高出力を実現。最高出力は240ps、最大トルクは340Nmを発生する。3.0リッターV6スーパーチャージャーエンジンは、5.0リッターV8エンジン・アーキテクチャーをベースに開発、同様のパフォーマンスを維持しながら効率性を向上させた。最高出力340ps、最大トルク450Nmを発生する。
また、XJとXFの全モデルには、新開発8速オートマチック・トランスミッションを導入。従来の6速オートマチック・トランスミッションと比べ、燃費の向上、排出ガスの低減およびよりスムーズな加速を実現している。
くわえて、アイドリングストップ機能「ジャガー・インテリジェント・ストップ・スタート・システム」をXJとXFのV6およびV8エンジンに標準装備。停車の300ミリ秒後にエンジンを停止させ、燃費を5%削減するなど、排出ガスの低減と燃費向上に大きく寄与する。
そのほか、英国のハイエンド音響メーカー「メリディアン」の音響システムを導入。スピーカーとアンプのマッチングを完璧に行うことにより、大音量で圧倒することなく、高品質なサウンドを実現する。
価格はXFが595万円から1200万円、XJが900万円から1825万円。