VW ポロR WRC 、公道走行仕様の「ストリート」設定…220psターボ搭載

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フォルクスワーゲン ポロR WRC ストリート
フォルクスワーゲン ポロR WRC ストリート 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンが、2013年シーズンのWRC(世界ラリー選手権)に投入する『ポロR WRC』。この『ポロ』ベースのラリーマシンをモチーフにした、「ストリート」(公道走行可能)仕様が発表された。

これは12月8日、モナコで開催されたフォルクスワーゲンのWRC参戦体制発表の場で披露されたもの。『ポロR WRCストリート』の市販バージョンが初公開されている。

同車はポロの3ドアをベースに、ブルー&シルバーのストライプ、「WRC」のデカールなど、WRC参戦マシンのイメージを反映。専用バンパー、リアスポイラー、ディフューザーなどにより、エアロダイナミクス性能も引き上げられた。

エンジンは現行『ゴルフGTI』用の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」を搭載。最大出力は220ps、最大トルクは35.7kgmを引き出す。これはポロの最強グレード、『ポロGTI』の1.4リットルツインチャージャーよりも、40psもパワフル。0-100km/h加速は6.4秒、最高速は243km/hに到達する。

もちろん、サスペンションは強化。ブルーのキャリパーが特徴のブレーキも、アップグレードされている。室内には、WRCのロゴ入りスポーツシートや、スエード巻きのステアリングホイールなどが装備された。

ポロR WRCストリートは、2013年9月に発売される予定。左ハンドルのみで、限定2500台のリリースだ。ドイツでのベース価格は、3万3900ユーロ(約360万円)と公表されている。

《森脇稔》

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