11月のシュコダ世界新車販売、3.8%増…西欧が回復

自動車 ビジネス 海外マーケット
シュコダ・Citigo
シュコダ・Citigo 全 3 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダオート(以下、シュコダ)は12月13日、11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は約7万8000台。前年同月比は3.8%増と低成長ながら、引き続きプラスを維持している。

市場別では、信用不安の続く西欧が回復。西欧全体の11月実績は、2万8200台。前年同月比は4.3%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。とくに、英国は30.2%増、ドイツが15.2%増と伸びている。

また、中国は前年同月比4.9%増の2万1100台と好調が持続。インドは13%減の約2000台と2か月連続の前年割れ。成長が続くのはロシア。11月は9000台以上を販売し、前年同月比は12.5%増と、2桁の伸びを保つ。

車種別では、主力の『オクタビア』が前年同月比3.7%減の3万2800台と、3か月連続の前年割れ。『ファビア』も8.2%減の1万9300台と引き続き減少傾向。『スペルブ』も8%減の9100台と、2か月連続で減少。『イエティ』は4.4%増の6800台と、プラスを維持する。

また、新型セダンの『ラピッド』は2500台。フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『Up!』の兄弟車の『Citigo』は、欧州だけで4600台を売り上げる。

シュコダの2012年1-11月世界新車販売は、前年同期比6.9%増の87万3000台。同社のWerner Eichhorn営業&マーケティング担当取締役は、「困難な市場環境の中、再び新車販売を伸ばした。とくに西欧での回復は、歓迎すべき出来事」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る