クアラルンプール-シンガポール高速鉄道、2013年第1四半期に決定か

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア公共陸運委員会
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マレーシア政府は、クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)敷設事業の実施について、来年の第1四半期までに決定する模様だ。「ビジネス・タイムズ」が情報筋の話として報じた。

公共陸運委員会(SPAD)は現在、実現可能性調査を行っており、今月末にも調査が終了すると見込まれている。

SPADのハマド・ヌール・イスマル・カマル最高責任者(CEO)は、HSRの実施が決まった際には、来年半ばにも建設工事の事前入札を行う予定であることを「ビジネス・タイムズ」に対して明らかにしていた。また、サイド・ハミド・アルバー議長は最近、経済効果が期待できるとしてHSRシステムに興味を示している州があることを明らかにしていた。コン・チョーハ運輸相も最近、KLーシンガポール線が直行便となることや始発の駅がKLのブリック・フィールズとなることなど、様々な可能性についてコメントしていた。

KLとシンガポールを結ぶ300キロメートルにわたるHSR敷設プロジェクトのコストは、200億〜250億リンギと見込まれている。時速350キロメートルの電車が走行する予定で、KLからJBまでの所要時間が80分、シンガポールまでが90分になる予定だ。

広瀬やよい

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