ポルシェ パナメーラ に スポーツツーリスモ…次期型が走る[動画]

自動車 ニューモデル 新型車
米ビバリーヒルズを走行するポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ
米ビバリーヒルズを走行するポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ 全 1 枚 拡大写真

ポルシェが2012年9月、パリモーターショー12でワールドプレミアしたコンセプトカー、『パナメーラ スポーツツーリスモ』。この次期『パナメーラ』を示唆したコンセプトカーが、初めて走行シーンを披露している。

これは12月10日、ポルシェが公式サイトで公開した映像。米国カリフォルニア州の高級住宅地、ビバリーヒルズを舞台に、パナメーラ スポーツツーリスモが一般公道を走行したのだ。

同車は、次期『パナメーラ』に加わると見られるシューティングブレークを示唆したスタディモデル。現行モデルよりもオーバーハングを切り詰め、大型のテールゲートを備えたデザインは、スポーティかつ機能的。

ボディサイズは、全長4950×全幅1990×全高1401mm。現行モデル(全長4970×全幅1930×全高1420mm)と比較すると、パナメーラ スポーツツーリスモは20mm短く、60mmワイド、19mm背が低い。室内は独立4シーターとなっており、荷物スペースも十分な容量を備える。

パワートレインは、次世代ハイブリッドの「e-hybrid」を搭載。3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャー(最大出力333ps)に、モーター(最大出力95ps)を組み合わせて後輪を駆動。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、416psを発生する。

二次電池は現行のニッケル水素バッテリーから、リチウムイオンバッテリーに進化。蓄電容量は9.4kWh。外部充電を可能にしたプラグインハイブリッドというのが、現行型との大きな違い。充電時間は約2時間30分。EVモードでは、最大30kmを走行でき、最高速130km/hの性能だ。

また、エンジンとモーターを併用したフル加速時は、0‐100km/hを6秒以内で駆け抜ける。モーター単独でEV走行できる効果もあって、欧州複合モード燃費は28.57km/リットル、CO2排出量は82g/kmと環境性能は優秀。

次期パナメーラのデザインの考え方や、次世代ハイブリッドの実力がうかがえるこの映像、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る