【COTY 選考コメント】3シリーズはどれに乗っても「外れナシ」…河村康彦

自動車 ビジネス 国内マーケット
BMW 3シリーズ ツーリング(欧州仕様)
BMW 3シリーズ ツーリング(欧州仕様) 全 6 枚 拡大写真

自身が票を投じた10ベスト車の中で、”決戦”へと駒を進めたのは実は5台のみ。というわけで、「最終選考では5台に配点」というルールは、自動的に難なくクリア。

【画像全6枚】

で、「25点の持ち点中、最高10点を1台に投票」という部分も、すでにトップ車両は心の中で迷いが無かったので、これまたすんなりと決定。ちょっとだけ迷ったのは「残る15点を4台に配点」というルールの部分。でも、これもどのような順番づけにするかはすぐに決まったので、後は”足し算”を間違わないように投票するのみ。

かくして今回投じた当方の点数は、高い方から
●BMW『3シリーズ』(セダン/ツーリング):10点
●レンジローバー『イヴォーク』:5点
●フォルクスワーゲン『up!』:4点
●トヨタ『86』/スバル『BRZ』:3点
●マツダ『CX-5』:3点

というもの。3シリーズは、ディーゼルやらハイブリッドやらMTやら4WDやらと、様々な種類が用意をされるバリエーションのどれに乗っても「外れナシ」で、今回のノミネート10車の中にあってもプロダクツとしての出来栄えは、乗れば乗るほどにまさに圧倒的という印象。よって、全く迷う事なくの1等賞!

もっとも、これが『スタイリング・オブ・ザ・イヤー』だったらイヴォークが。『テクノロジー・オブ・ザ・イヤー』だったらCX-5が、それぞれ私的なトップにランクされたはず。いずれにしても、”今年の”受賞3車は、珍しくも(?)「意義なし」という事に。

河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。ワールド・カーオブザイヤー選考委員、インターナショナル・エンジンオブザイヤー選考委員。

《河村康彦》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. ヒョンデの高級車ジェネシス、『G90ウィングバックコンセプト』世界初公開…全長5.1m超の大型ワゴン
  3. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  4. メルセデスベンツ、改良新型『Sクラス』をプレビュー…レベル4の自動運転が可能に
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る