11月のタタの世界新車販売、地元インドが減速

自動車 ビジネス 海外マーケット
タタ ナノ
タタ ナノ 全 3 枚 拡大写真

インド自動車大手のタタモーターズは12月14日、11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万2337台。前年同月比は5.3%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

乗用車の11月世界販売台数は、5万3089台。前年同月比は9%減で、3か月連続のマイナスだ。一方、商用車の11月世界販売は、4万9248台。前年同月比は1%減と、7か月ぶりに前年実績を割り込む。

インド国内では、超低価格車の『ナノ』が3503台にとどまり、前年同月比は45.3%減と7か月ぶりのマイナス。ナノは2011年11月、初の改良モデルを投入したが、新車効果が息切れした。

『インディカ』シリーズは、前年同月比36.4%減の6656台と3か月連続の前年実績割れ。『インディゴ』シリーズも、50.5%減の3079台と、4か月連続で前年実績を下回る。一方、『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、前年同月比7%増の4493台と、2か月連続のプラスとなった。

また、傘下のジャガー&ランドローバーの11月世界販売は、3万4649台。前年同月比は14%増と、2桁増を維持した。その内訳は、ランドローバーが2万8389台と引き続き好調。これは、レンジローバー『イヴォーク』の人気による部分が大きい。

一方、ジャガーの11月世界販売は6260台。2012年4‐11月累計では、3万1205台を売り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 日産、スーパーハイト軽自動車『ルークス』新型を先行公開、160万円台から秋頃発売へ
  5. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る