フォードモーターは12月13日、『C-MAX』のハイブリッドとプラグインハイブリッド(PHV)が2012年11月、米国の月間新車販売で、トヨタ『プリウスPHV』と『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)を上回ったと発表した。
小型MPVのC-MAXをベースにした環境対応車として、フォードモーターは2012年10月半ば、米国市場で『C-MAXハイブリッド』とそのPHV版、『C-MAXエナジー』を発売。11月は、両車にとって初のフル1か月での販売となった。
フォードモーターによると11月、C-MAXハイブリッドとC-MAXエナジーは、合計で4848台を販売。トヨタプリウスPHVとプリウスvの合計、4456台を上回る結果を残したという。
同社によると、とくに北カリフォルニア地域での販売が好調。フォードストアモーガンヒルのティム・パウルス社長は、「北カリフォルニアは伝統的に輸入車が強いエリア。顧客がプリウスではなくC-MAXを選んでいるのは、興奮すべき出来事」とコメント。
フォードモーターのデイブ・モンドラゴン氏は、「C-MAXハイブリッドは素晴らしいスタートを切った。とくにカリフォルニアでは、在庫が足らないくらいだ」と、うれしい悲鳴を上げている。