NASAの月探査機が月面に6000km/hで衝突、破壊…役目終え
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両機は「GRAIL(グレイル)」と呼ばれる月探査プロジェクトにより打ち上げられた探査機で、マサチューセッツ工科大学の主導によりおよそ1年間におよぶ探査をおこなった。2機の燃料が尽き、探査の役目を終えたことから高速での衝突による破壊をおこなったとNASAでは説明している。
両機が衝突したのは月の北極近くにある山で、アメリカ初の女性宇宙飛行士で2012年7月に死去したサリー・ライドにちなんだ地名が付けられたという。
エブとフローの探査活動により、NASAは月の重力場を描いた高解像度の地図を作成。月の内部構造と、形成の過程を解明するヒントが得られたという。
《レスポンス編集部》