GM、米工場を1か月休止…主力セダンの販売不振

自動車 ビジネス 企業動向
シボレー マリブ 新型(ニューヨークモーターショー11)
シボレー マリブ 新型(ニューヨークモーターショー11) 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドが、主力ミドルセダンに位置付ける『マリブ』。同車の販売不振により、GMが米工場の操業を一時見合わせていることが分かった。

これは、GMが声明の中で明らかにしたもの。カンサス州のフェアファックス工場では、製造ラインを12月3日から止めており、再開は2013年1月7日になるという。

1か月に及ぶ生産の一時停止の理由は、シボレーブランドの主力ミドルセダン、マリブの販売不振。同車は2011年にモデルチェンジを受けて、新型に切り替わった。しかし2012年1-11月の米国累計販売は、19万9321台。前年同期比は3.9%増と微増にとどまる。

GMは声明の中で、「マリブの在庫を適正レベルにする必要がある。フェアファックス工場の一時休止は、今後の同工場の競争力を高めるための選択」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る