フォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲン(上海大衆)は12月18日、中国における11月のVWブランドの新車販売台数を公表した。総販売台数は10万1508台。前年同月比は9.6%増と、10月の31%増に対して鈍化したものの、前年実績超えを維持している。
販売の主力は、引き続き中型セダンの『ラヴィダ』。11月は3万台以上を売り上げ、前年同月比は35%増と大幅増が続く。2012年1-11月の累計販売台数は、21万台を超えている。
また、コンパクトカーの『ポロ』は11月、前年同月比33.9%増の1万4762台を販売。2012年1‐11月累計では、15万8039台を売り上げた。
上級セダンの『パサート』の11月実績も、前年同月比18.5%増の2万3729台と好調。2012年1‐11月累計では、20万6001台を販売している。
SUVでは、『ティグアン』が前年同月比38.8%増の1万7064台と、人気が持続。MPVでは『トゥーラン』(日本名:『ゴルフトゥーラン』)が2012年1‐11月累計で、ほぼ3万台に到達した。
上海フォルクスワーゲンのVWブランドは2012年1‐11月、中国で前年同期比12%増の93万0895台を販売。11月末の時点で、2011年の年間実績を超えている。