IRジャパン、電動自転車インバータ向けに3相ゲート駆動ICのサンプルを出荷開始

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IRジャパン・IR3230SPbF
IRジャパン・IR3230SPbF 全 2 枚 拡大写真

インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は、効率的な電気的移動性を提供する電動自転車(eBike)のインバータ向けに、3相ゲート駆動IC「IR3230SPbF」のサンプル出荷を開始した。

【画像全2枚】

IR3230SPbFは、電動自転車向けインバータの要求を満たすように特別に設計され、高度に集積化された3相ゲート駆動IC。入力電圧範囲は6V~60V。48Vのバッテリ・システムからの動作や、バッテリを充電する回生モードが可能で、部品点数を削減し、システムの信頼性を改善するための多くの保護機能を集積している。出力電流は吐き出し/吸い込み共に350mA。

同製品は、標準的なシステムで必要な、3つの電解コンデンサを省くことができるチャージ・ポンプを集積し、プログラマブル・ロジック・アレイを不要として制御方式を単純化できる120度/60度の選択能力や、センサとのインタフェースを備えている。

パッケージはワイド・ボディの28ピンSOP。部材は鉛フリーで欧州の規制RoHS(特定物質の使用規制)に準拠。IR3230SPbFの1万個購入時の単価は、0.95米ドル(約79円)からの予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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