スポーツ用品大手のミカサがコッコン経済特区に進出 カンボジア

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バレーボールの公式球などで世界的に知られている、日本の化学メーカーのミカサがコッコン州のコッコン経済特区(KKSEZ)に500万ドルの投資を行い、製造工場を操業する予定であることが発表された。

カンボジア総合研究所のCEO鈴木博氏は、同社が総工費512万ドルの工場を、来年早々から建設開始する予定であることを発表した。工場は来年10月までに完成する予定である。当工場では主にボールに使われる部品や付属品などを製造し、最終的にタイにある工場で商品へと組み立てられる。

コッコン州のバンズ・レート知事は、KKSEZの所有者より来年の1月からミカサの新建設を開始する予定だと報告を受けた。

近年カンボジア進出を決定する日系企業の数が急増加している。最近の例であれば自動車部品製造販売メーカーの矢崎総業。イオンモールのプノンペン出店や、プノンペン経済特区に工場を持つ電器部品メーカーのミネベアなどは、国内外でも広く報道されている。カンボジアにおける日本からの投資額は2010年には3500万ドルだったのが、去年には7500万ドルど急激な上昇を見せている。

17日、矢崎総業コッコン工場の開所式に参列したフンセン首相は挨拶の中で、カンボジアは政治的に安定しており、現在は外交関係も良好であると述べ、カンボジアが日本企業にとって魅力的な投資先であるという事を強調した。

カンボジア日本人商工会の発表によると、2012年初頭の登録企業数が50社だったのに対し、現在は100社にまで増加している。

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