ロン・ハワードがF1をテーマに映画化…ラウダとハントのライバル描く

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ロン・ハワード
ロン・ハワード 全 3 枚 拡大写真

バック・ドラフト、ダ・ビンチ・コード、エンジェルス・アンド・デーモンズなどの作品を監督したロン・ハワードは、映画「ラッシュ」を制作、発表した。

「ラッシュ」は、70年代にオーストリア人ドライバーのニキ・ラウダとイギリス人レーサーのジェームス・ハントの間にあったライバル競争を中心に描かれた世界規模の自動車レースを題材にした内容。

3度のワールド・チャンピオンを手にしたニキ・ラウダは安全性の問題からレースをボイコットしようとまでした1976年のドイツ・グランプリでの大事故で大火傷を負い、かろうじて瞼が開くだけの形成外科手術を受けたが、彼の右耳はほとんど形を留めず、その事故以来彼は火傷の痕を隠す為にいつも帽子を被っていた。

一方のジェームス・ハントは1976年にワールド・チャンピオンを勝ち取ったが、その人柄はワイルドで常に論争の的になるものだった。数多くの美しい女性達と次々に関係を持ち、裸足にジーンズという井出達を好み、酒、コカイン、マリファナの常習者であった彼は45才で心臓発作を起こし、この世を去る。

ハワード監督は「魅惑的なキャラクターが中心となったストーリーが好きだ。そして精神的な複雑さと人間的な希少さを持つ若くてクールな主人公達。それが70年代中盤の信じられないほど魅惑的でセクシーな時代にあった」と語り、さらに「もしF1について何も知らないとしたら、この感情豊かでドキドキするようなストーリーは共感を呼ぶと思うし、F1に恋するようになる見せ方をするつもりだ。そしてすでにF1を知っているとしたら、尊敬心を表し皆が愛せるようなフィルムを贈りたい」と続けた。

「ラッシュ」は2013年に公開予定。

《河村兵衛》

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