安倍総裁「経済成長のための税制に」…自民税調、来月下旬に大綱

自動車 社会 政治
自民党の税制調査会幹部会合に出席した安倍晋三総裁
自民党の税制調査会幹部会合に出席した安倍晋三総裁 全 1 枚 拡大写真

自民党は12月21日、税制調査会幹部会合を開き、来年度税制改正に向けた議論を開始した。

会合には安倍晋三総裁も出席し、「自民党は民主党と違い、専門的に議論を深め決定していく」と民主党との違いを強調。そのうえで「デフレから脱却して円高を是正し、経済を成長させていくと約束して厚い支持を得た。税制でもそれを踏まえて議論してほしい」と述べた。

甘利明政調会長は「1月中に与党税制改正大綱をまとめ、2月下旬から3月上旬には法案として提出する極めてタイトな日程となる」とのスケジュール感を示した。

会議終了後、野田毅税調会長は記者団に対し「1月中には来年度予算の概算を閣議決定しなければならない」と述べ、税制改正大綱はその1週間前にまとめる考えを示した。また主要テーマのうち自動車関係諸税について「簡素化の側面からどうするかについても1つのテーマだ」と述べた。

野田会長はさらに、党主導の税制改正に回帰することについて「各省の要求を抑えるのは政治だ。すべての要望には応えられないので、嫌われ役になる。それが党税調の役割だ」などと強調した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る