クライスラー、ラムトラックの3.6リットルV6…米10ベストエンジン受賞

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米国自動車大手のクライスラーグループは、『ワーズオートワールド』誌が主催する「10ベストエンジン2013」賞の10台のうちの1台に、同社のエンジンが選出されたと発表した。

10ベストエンジンは1995年から開催。自動車のエンジン性能に着目して優秀な10台を選ぶ。エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者6名が10機種のエンジンを決定する賞だ。

選考条件は、2013年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は5万5000ドル(約460万円)以下。フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』やシボレー『コルベットZR1』などのスーパーカーは、選考の対象外となる。

今回の10ベストエンジン賞には、クライスラーグループのラム(RAM)ブランドのピックアップトラック、ラム『1500』が積む3.6リットルV型6気筒ガソリン「ペンタスター」エンジンが選出。ラム1500は、クライスラーグループの主力大型ピックアアップトラック。2011年は、前年比23%増の24万4763台を販売。米国の車名別年間販売ランキングでは、7位につける人気車だ。

この3.6リットルV6は、2012年4月のニューヨークモーターショー12で発表された2013年モデルに新搭載。最大出力は305ps、最大トルクは37.2kgmと、旧3.7リットル比でそれぞれ42%、13%引き上げられた。

それでいて、燃費性能は旧3.7リットル比で最低でも20%改善している点を、『ワーズオートワールド』誌は高く評価。クライスラーグループによると、アイドリングストップや8速AT採用の効果が大きいという。

《森脇稔》

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