【トヨタ クラウン 新型発売】加藤副社長「日本にふさわしい高級車に仕上がった」

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ 新型クラウン 発表会
トヨタ 新型クラウン 発表会 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車の加藤光久副社長は12月25日に発売した新型『クラウン』について「デザインの革新とハイブリッドの概念を大きく変える走りを始め、細部にも徹底的にこだわりぬいた、今の時代、日本のお客様にふさわしい高級車に仕上がったと確信している」と強調した。

加藤副社長は同日都内で開いた新型クラウン発表会で、自らが12代目クラウン(=ゼロクラウン、2003年発売)のチーフエンジニアを務めた経験を踏まえ、「クラウンの開発とは、トヨタの技術者にとって、時代にふさわしい高級車とは何かを追い求め、すべてにおいて原点に立ち返る車造りに真摯に取り組むこと」と解説。

さらに「ゼロクラウンが原点に立ち返り目指したのは静から躍動への変革。歴代のクラウンが高い評価を頂いてきた静粛性、乗り心地の良さを受け継ぎつつ、世界レベルの走り、卓越した高速安定性能や運動性能を備えるべく、シャシーを一新した。高級車の新たな潮流を示したゼロクラウンを担当したことは技術者冥利につきると誇りに感じている」と振り返った。

また豊田章男社長が「新型はゼロクラウンを超えた」とコメントしたことについて「技術者としては複雑な気持ちを抱くべきところなのかもしれないが、私も全く気持ち」とした上で、「歴史を語れる車、クラウンはその伝統ゆえにトヨタ車の中でも最も変わりにくい、変えづらいクルマ。そのクラウンがここまで大胆にかつ繊細な革新をとげることができた。私も含め歴代の開発者が革新への挑戦を続けてきたクラウンが、今回も大きく殻を破り、新しいクラウンが誕生した」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る