国際宇宙ステーションで磁場の影響を観察する化学実験[動画]

宇宙 科学
動画キャプチャ
動画キャプチャ 全 1 枚 拡大写真

12月27日の国際宇宙ステーション(ISS)の状況と、乗組員達の一日のアクティビティがヒューストンのフライト・コントロール・ルームからレポートされた。

それによるとISSはインド洋を横切りオーストラリア西海岸を通過し、ニュージーランドの南部に到達する予定だということだ。

フォード司令官は磁場の影響によって形状を変えるコロイドや液体を観察する科学実験を行った。この実験は地球上のビルや橋などの建造物の耐震性を進歩させる手助けとなる。

ハドフィールド宇宙飛行士は、放射線バブル検知器を宇宙船の各所に配備した。特に中性子放射線の計測を行うことで、将来的な宇宙でのミッションで宇宙飛行士達が放射線に晒されることによって起こる障害などについて重要なデータを提供することができる。

さらにハドフィールドはマーシュバーン宇宙飛行士の助力で、微小重力下での脳の働きを観察する実験を行った。これはマーシュバーンが「EEGキャップ」と呼ばれる帽子を被り、バーチャルリアリティー・セッションを行うもので、微小重力下での知覚力・注意力・記憶力・決断力・行動力といった5つの認知過程について観察する。

ノビツキー、タレルキン、ロマネンコのロシアの各宇宙飛行士は、ハードウェアの在荷調査やメンテナンス作業、そして幾つかの放射線力学に関する科学実験を行った。

全ての乗組員は、アドバンスド・レジスティブ・エクササイズ・デバイスと呼ばれる地上でのウェイトリフティングをシミュレートするマシンを含んだトレーニング・マシンを使った2時間のエクササイズを行う。乗組員達の就寝予定時間は中央標準時の午後3時30分。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  5. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る