過去3年間、レッドブルがメルセデスAMGのチャレンジを退けてきた理由のひとつに、資金力の差があると引退したシューマッハが語った。
2010年初頭にF1復帰したシューマッハは、当然ながら7つのタイトルに上乗せを狙っていたが、2012年末に2度目の引退を決めるまでの収穫はわずかにポディウム1回だった。
この3年間はセバスチャン・ベッテルがドライバーズタイトルを連覇し、コンストラクターズもまたレッドブルの独占するところとなった。シューマッハ曰く、レッドブルが擁する資金と機材は、自身が5年連続タイトルを獲得したころのフェラーリに匹敵するという分析だ。
「レッドブルが築き上げたインフラと資金力は侮りがたいファクターだと思う。あらゆる事態に最適な対応ができるだけの準備ができている。まさに往年のフェラーリに匹敵すると思うよ」