ピンクの明るい星雲が渦状銀河を囲む、NGC922をNASA/ESAハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。
リングの構造と銀河の歪んだシェイプは、約3億3千万年前により小さな銀河が中心部を貫いたことで形成された。
NGC922をNASAのチャンドラ人工衛星によって観察すると、銀河の周りに点在する超発光エックス線の源が、さらなる混乱の様相を見せている。
小さな銀河によってその中心を貫かれた時、ガス状の雲の波を外側に向けて送り出し、新しい星々を誕生させる引き金となった。そしてそれらの新しい星々から出る放射線が、周辺のガスを照らす。
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