次期レッドブル「RB9」開発遅延の可能性

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2012年のマシン、レッドブルRB8
2012年のマシン、レッドブルRB8 全 3 枚 拡大写真

2012年シーズンのタイトル争いが最後まで大接戦となったため、新車RB9の開発期間が圧迫されているとアドリアン・ニューウィーが認めている。

セバスチャン・ベッテルがフェルナンド・アロンソ相手の激戦の末にドライバーズタイトルを決めた最終戦ブラジルGPまで、彼らはリソースを集中せざるを得なかった。RB8のアップデートは結果的に2013年型の新車に注がれるべき開発作業が影響を受けたとニューウィーは説明する。

「第19戦のアメリカGP頃まで開発を続けたのです。次期マシンの開発を同時に進めるのは困難でした」

ニューウィーは、2012年タイトルを土壇場まで追求したことは正しい判断だったとしながらも、結果的にはRB9を開幕前のテストに間に合わせるために時間との戦いを余儀なくされていることを認める。

「正直なところ新車開発のタイムスケールをここまで圧迫するつもりはありませんでした。私たちはなすべきことをなし遂げたのですから、あの時点では正しい判断だったのです。しかし、おかげで忙しい冬を過ごす羽目になっています」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る