【CES 13】パナソニック「テレビだけではない」 EVソリューションなど展示

自動車 ビジネス 企業動向
パナソニック津賀一宏社長
パナソニック津賀一宏社長 全 20 枚 拡大写真

1月8日より米国ラスベガスで開幕した世界最大級の家電見本市CES 2013。開幕一番の基調講演を行ったパナソニック津賀一宏社長は、「パナソニックはテレビだけのメーカーではない」として商品からサービスまで、あらゆる形でユーザーに関わっていくと同時に、EV用バッテリー制御技術やスマートタウンへの取組みをはじめ、BtoB事業に注力していくことを強調した。

津賀社長は、パナソニックは「転換期」であり、「テレビメーカーとしてだけでなく、リビングから外に出たサービスも含め生活のすべてに関わっていく」ことを繰り返しアピール。クラウドを活用し、ユーザーによってコンテンツをカスタマイズ、情報を他者と共有できる“Your TV”を「新しいエコシステム」として紹介、新たなソリューション、エクスペリエンスを提供するにあたっては、あらゆるビジネスパートナーと連携していかなければならないとした。

こうした取組みのひとつが自動車への関わり。家電やエネルギー制御システムの技術やソリューションを活用し、EV向けバッテリー、バッテリーのエネルギーマネジメントシステム、そして航続距離の大幅改善に貢献するというヒートマネジメントシステムを開発したことを紹介した。プレゼンテーションでは、EVメーカー・テスラモーターズのイーロン・マスク社長からのビデオメッセージも紹介され、パートナーシップが良好であることをアピールした。

会場のパナソニックブースでは今回発表された新製品、従来の4倍の解像度を持つ高画質テレビ「4K OLED」や、20インチの「4Kタブレット」をメインに、EVソリューションのほか、GMと共同開発した車載オーディオシステム、航空会社との連携による最新の機内エンターテイメントシステムなどを展示する。

《宮崎壮人》

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