【CES 13】アウディのロボットカー、米ネバダ州が公道走行テストを認可

自動車 テクノロジー 安全
アウディTTのロボットカー
アウディTTのロボットカー 全 1 枚 拡大写真

アウディは1月8日、米国で開幕したCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)13において、米国ネバダ州から自動運転車(いわゆるロボットカー)の公道走行テストの認可を取得したと発表した。

アウディは米スタンフォード大学と共同で、『TT』のスポーツグレード、「TTS」をベースにしたロボットカーを製作し、実用化に向けた研究開発に取り組んでいる。

このアウディTTのロボットカー、愛称「シェリー」が2012年8月、カリフォルニア州サクラメント郊外のサンダーヒルレースウェイを自動運転でテスト走行。ストレートでは193km/hの最高速を計測。さらに全長約4.8kmのコースを、2分30秒以内で周回する実力を披露したばかり。

米国ネバダ州は今回、アウディに対して、州内の公道でのロボットカーの開発テストを許可。これはグーグル(Google)に次ぐもので、自動車メーカーとしては、アウディが初。アウディTTのロボットカーは、ネバダ州のランセンスプレートを装着し、実用化に向けた各種公道テストを行える体制となる。

毎年1月に行われるCESには、世界中から家電、コンピューター、オーディオメーカーなどが参加。新製品や最新テクノロジーを披露する世界最大規模の見本市として知られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る