マーチン・ブランドル「ハミルトンは年内に優勝するだろう」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ルイス・ハミルトン(マクラーレン、USGP、2012年)
ルイス・ハミルトン(マクラーレン、USGP、2012年) 全 3 枚 拡大写真

もしもルイス・ハミルトンがメルセデスAMGで今年優勝できなければ、そのことの方が驚きだと元F1ドライバーでテレビ解説者のマーチン・ブランドルが語った。ロス・ブラウンのチームでのドライブに備えるハミルトン。彼にとってはマクラーレンを巣立って最初のシーズンとなる。

2010年にファクトリーチームとしてF1に再参戦したメルセデスは、昨年ようやく初優勝を達成したが、コンストラクターズ順位は5位と振るわなかった。ハミルトン自身も移籍初年度の優勝の可能性を強く否定しているが、ブランドルの発言は2008年ワールドチャンピオンの見通しを否定したことになる。

「ルイスの決断はギャンブルだ。だが私は2013年にメルセデスAMGが大きく飛躍すると考えているので、今年の内に彼の優勝する姿を見ても少しも驚かないだろう」

「むしろ彼が勝てなかった場合の方が驚きだ。ルイスの持てるスピードをメルセデスAMGがしっかりと制御し、勝てるクルマを用意したなら大幅にタイムを切り詰めてくるだろう」

ハミルトンはもうしばらくの間マクラーレンに留まるべきだったというのがブランドルの感想だが、昨年の決断が間違いだったとは考えていないそうだ。

「私が口出しすることではない。正しいと信じたのであれば、彼には自分の信じる道を進む権利がある。私が彼のマネージャーだったなら、マクラーレンと短期契約で更新して他のトップドライバーの動きを見極めようと薦めただろう」

「結論は時間が経てばはっきりする。ジェンソン・バトンがマクラーレンに移籍したときも私は懐疑的だったが結果は正解だったしね。実は私は予想は得意じゃないんだ。結果を見てから論評する方が楽なのは当然だよ」 

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 公道を走れるレーシングカーに熱視線! SNSでは「激アツ」「カップホルダーあって草」と話題に
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る