【デトロイトモーターショー13】日産 リーフ に2013年モデル…初の大幅改良

自動車 ニューモデル モーターショー
日産 リーフ の2013年モデル
日産 リーフ の2013年モデル 全 9 枚 拡大写真
日産自動車の米国法人、北米日産は1月9日、2013年モデルの『リーフ』の概要を明らかにした。実車は1月14日、米国で開幕するデトロイトモーターショー13で初公開される。

リーフは米国では、日本と同じタイミングの2010年末に発売。2013年モデルはデビュー以来、初の大幅改良モデルとなる。改良と同時に、日本からの輸入を現地生産に切り替え。米国テネシー州スマーナ工場で組み立てを行い、バッテリーも現地で生産する。

大幅改良の内容は、2012年11月に発表された日本仕様に準じる。モーターやインバーター、DC/DCコンバーターなどの高電圧ユニットを一体設計し、全体で容積を30%、質量を10%コンパクト化。さらにバッテリーモジュールとケース構造の合理化、各部パーツの見直しで、従来比で約80kgの軽量化を実現した。

さらに、回生ブレーキシステムの制御変更によって、エネルギー回収量を増加。省電力暖房システムなどの採用の効果も手伝って、満充電時の最大航続距離を引き上げている。

米国向けの2013年モデルには、価格を抑えた新グレードを用意。この新グレードは「S」と呼ばれ、従来の「SV」グレードの下に位置づけ。現時点では価格は公表されていないが、現行の3万5200ドル(約314万円)を下回る設定となるのは確実だ。

また2013年モデルでは、新しい急速充電システムも利用可能。これは220Vの充電システムで、北米日産によると、充電時間は従来のほぼ半分の約4時間で完了するという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る