三沢基地は混雑で新年をスタート アメリカ空軍

航空 行政
三沢基地のF-16
三沢基地のF-16 全 2 枚 拡大写真

アメリカ空軍の第35ファイター・ウィング広報官は、2013年1月10日~1月12日の間に三沢基地で実施される初期準備反応エクササイズ(IRRE)について、格納庫の混雑から始まったと発表した。

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IRREにおいて戦闘機の格納庫は不可欠な役目を担うにも関わらず、今回は特に忙しい状況だった。その理由は、彼等は戦争に向かう状況をシミュレートしているだけでなく、飛行訓練配置転換のエクササイズを同時に行うからだという。

次の週にはコンバット・スキルと実弾投下訓練のために、第13戦闘機大隊がグァムに配置されるが、これは三沢の空軍基地では実施できない。

「我々はここで実弾を投下する範囲を確保できない」「この地域の狭い範囲だと、小さな爆発半径を持つ自動性のない弾薬を投下できるだけだ」と第13戦闘機大隊の指揮官であるジョン・マクダニエル中佐は語っている。

「グァムでは第13戦闘機大隊の飛行士は、広範囲に有効なもっと大きな爆弾を扱うことができる」とマクダニエル中佐は付け加えた。

グァムでは、空軍のパイロットやメインテナーがより多くの経験を積めるだけでなく、三沢基地の厳しい寒さから遠ざかることができるのも彼等にとっては有り難いことのようである。

《河村兵衛》

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