【東京オートサロン13】トヨタの車同好会、豊田社長に挑戦状!?

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東京オートサロン13マカオグランプリに出走したトヨタ「86」
東京オートサロン13マカオグランプリに出走したトヨタ「86」 全 4 枚 拡大写真
今回の東京オートサロン13では、トヨタ『86』とスバル『BRZ』だけを集めたコーナーがあり、その中に傷だらけの『86』があった。これはトヨタ自動車同好会が出展したもので、昨年の「マカオグランプリ」の出走車だという。

「フェンスにぶつかって傷だらけになってしまいましたが、なんとか20位で完走できました」と関係者は話し、レースでは苦戦の連続だったという。というのも、同好会の車が200馬力なのに対し、周りは600馬力の車ばかりで、直線では全く相手にならなかったからだ。

「あっという間に引き離され、ついていくことができませんでした。それで、なんとか山側の狭いコースで差を詰めて追いつくという感じだったんです。そのときは、600馬力の車をあおりまくり、気分がよかったです」

こう話す関係者は、今年の目標について2つのことをあげた。一つが夏に開催される「JOY耐」での優勝だ。昨年はトラブルが続いて満足する成績をおめられなかったが、今年はそのリベンジを狙っているわけだ。そして、もう一つが豊田章男社長と一緒にサーキットを走ること。つまり、競争したいということだ。

豊田社長は社内の運転資格で一番上のクラスに属しているが、同好会のメンバーは実際の走りを見たことがないそうだ。そのため、「一緒に走って、その実力を確認したい」というのだ。文字通り、豊田社長への挑戦状といえる。果たしてそれが実現するかどうか興味深い。

《山田清志》

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