【デトロイトモーターショー13】インフィニティ、日産 スカイライン 後継の Q50 発表…初のハイブリッド設定

自動車 ニューモデル モーターショー
インフィニティ Q50(デトロイトモーターショー13)
インフィニティ Q50(デトロイトモーターショー13) 全 20 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは1月14日(日本時間1月15日深夜)、米国で開幕したデトロイトモーターショー13において、『Q50』を初公開した。

インフィニティQ50は、現行『G37セダン』(日本名:日産『スカイライン』)の後継車。インフィニティは、このQ50を皮切りに、モデル名の呼称を一新する計画。『スカイラインセダン』の海外名は、長年『G』という車名を用いてきたが、新型はQ50というネーミングに変更される。

Q50で注目されるのは、初のハイブリッドが設定される点。「インフィニティ・ダイレクト・レスポンス・ハイブリッド」と呼ばれるシステムは、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを基本に、「デュアルクラッチコントロール」と称する1モーター2クラッチ方式のフルハイブリッドシステムだ。

このシステムは、日産『フーガハイブリッド』や『シーマ』用と基本的に共通。駆動用と回生用を兼ねた1つのモーターとエンジン、トランスミッションを2つのクラッチでダイレクトに接続したパラレルハイブリッドシステムに、高出力のリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。

エンジンの最大出力は296ps、最大トルクは35.2kgm、モーターの最大出力は67ps、最大トルクは27.5kgm。ハイブリッドシステムトータルでは、354psのパワーを引き出す。

インフィニティのヨハン・デ・ナイシェン常務執行役員は、「我々のハイブリッドはパフォーマンスが第一で、燃費性能も犠牲にしていない。パフォーマンスと燃費のベストバランスを目指した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る