2012年のシュコダ世界販売、6.8%増の94万台…記録更新

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シュコダ・オクタビア
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フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダオート(以下、シュコダ)は1月11日、2012年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は新記録となる93万9200台。前年比は6.8%増だった。

市場別では、信用不安の続く西欧が後退。西欧全体の2012年実績は、35万8400台。前年比は1%減と、前年実績を下回った。一方、東欧は前年比26.4%増の13万7100台と伸びている。

また、中国は前年比7.1%増の23万5700台と、シュコダにとって、単一国では世界1位の市場に。インドは14.2%増の3万4300台と、2桁増を達成する。大幅成長を遂げたのはロシア。2012年は9万9100台を販売し、前年比は33.7%増と、大きく増加した。

車種別では、主力の『オクタビア』が前年比5.8%増の40万9600台。一方、『ファビア』は9.9%減の24万0500台、『スペルブ』も6.5%減の10万9100台と減少した。『イエティ』は24.3%増の8万7400台を販売。

また、新型セダンの『ラピッド』は2万4700台。フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『Up!』の兄弟車の『Citigo』は、欧州だけで3万台を売り上げる。

なお、2012年12月単月のシュコダの世界新車販売は、12月としては過去最高の6万6200台。前年同月比は6.1%増と低成長ながら、引き続きプラスを維持した。

シュコダのビンフリート・ファーラントCEOは、「2012年の年間実績、93万9200台は過去最高。一部で困難な市場環境の中、新記録を打ち立てた」とコメントしている。

《森脇稔》

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