【デトロイトモーターショー13】広汽集団、北米進出へ意欲 EVで初出展

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広汽集団(GAC)がデトロイトモーターショーに初出展。写真はPHVの『E-JET』
広汽集団(GAC)がデトロイトモーターショーに初出展。写真はPHVの『E-JET』 全 6 枚 拡大写真

中国自動車メーカーの広汽集団(GAC)が、14日より開幕したデトロイトモーターショーに初出展した。米国に市場を持たない他国の自動車メーカーが出展するのは稀。ハイブリッド車、電気自動車、プラグインハイブリッド車の3台を展示し、環境技術をアピールする。

GACは中国・広州に本拠を置く中国大手自動車メーカー。独自ブランドの他、トヨタ、ホンダ、三菱、日野、フィアット・クライスラーと合弁による自動車生産・販売をおこなっている。プレスカンファレンスでは、フィアット・クライスラーの役員も出席し、協力関係にあることを強調した。こうした関係が今回の出展を後押ししていると見られる。

GACは今回、同社を代表する環境対応車であるハイブリッドセダンの『TRUMPCHI』、SUV型電気自動車の『GS5』、プラグインハイブリッド車の『E-JET』の3台を展示。GACは「北米での市場調査を進めている」とした上で、出展の目的について「北米の自動車産業、市場動向をより理解し、R&D、生産、サービスを向上させていく」ことだと説明、電動車両を鍵とした北米市場進出に向けた意気込みを語った。

またGACは、モーターショー期間中、GACグループとフィアットグループ(Fiat Group Automobiles S.p.A.)、クライスラーグループ(Chrysler Group International LLC)が、中国での自動車生産、販売に関する協力の拡大について協定を結んだ事を明らかにした。

《宮崎壮人》

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