アウディジャパン大喜多社長、2013年目標の2万6000台超の販売達成に自信

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アウディジャパン大喜多寛社長
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アウディジャパンは1月16日、表参道のアウディフォーラム東京で年始記者会見を開催した。この中で大喜多寛社長は、2012年実績(2万4163台)より10%上回る台数(およそ2万6500台程度)を2013年の販売目標として掲げた。

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日本国内におけるアウディは、安定した販売実績を残してきた『A4』『A3』に加えて、2011年に投入した『A1』や新型『A6』の販売が好調に推移している。2012年は「われわれの課題でもあった、メルセデス『Eクラス』やBMW『5シリーズ』などを競合とするセグメントで、A6を中心に確実に販売台数を伸ばすことができた。ボリュームだけでなく、質的な意味でもいい販売実績を残すことができたと思っている」と大喜多氏。

2013年は、2012年の実績から2000台あまり上乗せした2万6000台以上を販売目標に掲げる。直近の新車投入は同日発表になった『A8ハイブリッド』や『Q5ハイブリッド』、さらにハイエンドスポーツ『R8』のモデルチェンジを予告するにとどめたが、目標達成にはEU圏ですでに新型に切り替わった『A3』の日本導入と、その販売への貢献が必須とも言える。

大喜多社長はA3の導入時期こそ明言しなかったものの「この販売目標は(A3の)導入も織り込み済みの数字」と説明。しかしメルセデス『Aクラス』やVW『ゴルフ』といった新型車も日本導入を控えており、プレミアムCセグメントは強力なライバルがひしめき合う激戦区となる。こうした状況に対して大喜多氏は、「日本における輸入車全体のマーケットは拡大基調にある。(ライバルの登場は)市場が活性化され、ユーザーの裾野拡大につながる。われわれとしてはむしろ歓迎したい」と余裕の構えだ。

《北島友和》

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